お世話になります。がねです。
2025年8月、遂にMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレスカードの大幅改訂が発表されました。旅行好きやマリオット系列ホテルを利用する方にとって注目のこのカードですが、今回の改訂で「大改悪」と言われる部分も…。
筆者もかれこれ丸2年ほどお世話になりましたが、これまで連れ添ったカードをこうも言われるのは腹が立ちますよね!
この記事では、
①マリオットボンヴォイアメックスカードのメリデメ
②改訂のポイント
③どんな人におすすめか
を解明したいと思います!
マリオットボンヴォイアメックスの基本情報


| 会費 | 年会費82,500円(税込) | 年会費34,100円(税込) |
| 追加カード | 家族カード1枚目無料 2枚目以降41,250円 (税込) ETCカード (発行手数料有・年会費無料) | 家族カード1枚目無料 2枚目以降17,050円 (税込) ETCカード( 発行手数料有・年会費無料) |
| メンバーシップサポートセンター | 9:00~17:00/土日祝休 | 9:00~17:00/土日祝休 |
| ポイントプログラム | ・Marriott Bonvoyポイント ・100円=3Marriott Bonvoyポイント ・新規入会とご利用でボーナス10,000Marriott Bonvoyポイント ・Marriott Bonvoy参加ホテルでの対象となるカードご利用で100円=6Marriott Bonvoyポイント ・エリート会員資格取得に向けた宿泊実績(15泊分)を毎年プレゼント ・貯まったポイントはMarriott Bonvoy参加ホテルでの無料宿泊や様々な特典に交換可能 ※各ボーナスには条件があります。 | ・Marriott Bonvoyポイント ・100円=2Marriott Bonvoyポイント ・新規入会とご利用でボーナス5,000Marriott Bonvoyポイント ・Marriott Bonvoy参加ホテルでの対象となるカードご利用で100円=5Marriott Bonvoyポイント ・エリート会員資格取得に向けた宿泊実績(5泊分)を毎年プレゼント ・貯まったポイントはMarriott Bonvoy参加ホテルでの無料宿泊や様々な特典に交換可能 ※各ボーナスには条件があります。 |



マリオットボンヴォイAMEXとは?
マリオットボンヴォイAMEXは、マリオット系列ホテルを利用する人向けのクレジットカードで、無料宿泊特典やゴールドエリートステータスなど、旅行好きに嬉しい特典が魅力でした。
しかし、2025年8月の改訂で、年会費や特典条件が大きく変わり、使い方次第では「改悪」と感じる人も増えています。
①マリオットボンヴォイアメックスカードのメリデメ
マリオットボンヴォイアメックスカード(ノーマル/プラチナ)の
メリットデメリットをまとめました。
メリット
- ステータスが高く見える
マリオットボンヴォイAMEXは、カード自体がブランド力を持っており、持っているだけで“旅行好き”や“ハイクラス感”を演出できます。特に、ホテルやレストランで提示する際に、ちょっとした優越感を感じられるのも魅力です。 - 年間利用額に応じて無料宿泊特典がもらえる
一定額の利用で、マリオット系列ホテルの無料宿泊特典が付与されます。旅行の楽しみが増える仕組みで、計画的に利用すればお得感が大きいのが特徴です。 - 購入プロテクト保証つき
高額商品を購入した際も、購入プロテクト保証があるため安心。
旅行だけでなく、日常のショッピングでもメリットを感じられる点は見逃せません。
デメリット
- マリオット系列ホテルに縛られる
マリオットボンヴォイAMEXの特典を最大限活かすには、マリオット系列ホテルの利用が前提となります。選択肢が限定されるため、他ブランドのホテルをよく利用する方にはやや不便です。 - 年会費が高め
旧カードでも年会費は決して安くなく、使いこなせない人には負担感があります。旅行や出張が少ない方にとっては、コストパフォーマンスが悪く感じるかもしれません。
②改訂のポイント
改善
- 無料宿泊特典で泊まれるホテルの幅が最大7.5万Pから最大9万Pに改善
無料宿泊特典で利用できるホテルのポイント上限が75,000ポイント(通常は50,000ポイントで最大15,000ポイントの手出し)から90,000ポイント(通常は75,000ポイントで最大15,000ポイントの手出し)に拡大。
15,000ポイント上がると宿泊できるホテルのグレードも1段上がるため嬉しい改善ポイントですね。 - ポケットコンシェルジュ利用時に20%キャッシュバック特典が追加
ポケットコンシェルジュというレストラン予約サイトを利用すると20%のキャッシュバックがあります。半年ごとに5,000円までですが、レストランの予約プラットフォームを変えるだけで年間で最大10,000円も特になります。
改悪
- 年会費が49,500円から82,500円に改悪
今回の改訂で最もインパクトが大きいのが、年会費の値上げです。
旧カードでは49,500円(税込)だった年会費が、改訂後は**82,500円(税込)**に。約1.7倍の値上げで、ライトユーザーにはかなり厳しい条件となりました。 - 無料宿泊特典の付与条件が年間150万円決済から400万円決済に改悪
旧カードでは年間150万円の決済で無料宿泊特典が付与されていましたが、改訂後は年間400万円の決済が必要に。ハードルが大幅に上がり、一般的な利用では達成が難しい条件になっています。 - プラチナエリート資格付与条件が年間400万円決済から500万円決済に改悪
マリオットのプラチナエリート資格を獲得するための条件も厳しくなりました。
旧条件では年間400万円の決済で付与されていましたが、改訂後は年間500万円の決済が必要に。出張族や超ヘビーユーザーでないと達成は難しいでしょう。 - 事業用決済がポイント対象外・公共料金や税金の支払いのポイント付与率が3分の1に改悪
さらに、事業用決済がポイント対象外となり、公共料金や税金の支払いに対するポイント付与率も従来の3分の1に減少。これまで「決済額を稼ぐために公共料金や税金をカード払い」という戦略が使えなくなったのは大きな痛手です。事業用決済の詳細はこちら。 - プラスチック素材は継続… ←筆者はちょっと期待していたためプチショック
リニューアルに伴い券面デザインが刷新されました。年会費があがることから金属製カード(メタルカード)になるのではないかという期待の声が上がりましたが、素材は以前同様のプラスチック素材でした。デザインは好みですが、筆者は旧デザインの方が”ハイテク感”があって好きでした。
海外版のマリオットボンヴォイカードはチタンカードですが、国内版はプラスチック素材のまま継続でした。見た目の高級感が海外仕様に比べて劣るため、ブランド感を重視する人には残念なポイント。


③どんな人におすすめ?
- マリオット系列ホテルを頻繁に利用する人
このカードの最大の魅力は、マリオット系列ホテルでの特典を活用できる点です。宿泊回数が多いほど、年会費の元を取りやすくなります。例えば、ゴールドエリートステータスによる
レイトチェックアウトや客室アップグレード、ボーナスポイント付与など、旅行の快適度が大きく向上します。
さらに、無料宿泊特典を使えば、通常なら数万円する高級ホテルに泊まれるため、旅行好きには非常にお得です。国内外のマリオット系列ホテルを定期的に利用する方にとって、このカードは「旅行体験をワンランク上げる投資」と言えるでしょう。
また、ホテルによっては贅沢なクラブラウンジが完備されています。プラチナエリート以上の方であれば無料で軽食やお酒が飲み放題となります。
↑筆者もこれには大満足です!! - 年間利用額が多い人(出張族・旅行好き)
今回の改訂で、無料宿泊特典やプラチナエリート資格の条件が大幅に引き上げられました。
年間400万円以上の決済で無料宿泊、500万円以上でプラチナエリート資格というハードルは、一般的な利用では難しいですが、出張が多いビジネスパーソンや年間に複数回海外旅行をする人なら達成可能です。
例えば、航空券やホテル代、法人カードとしての経費決済を集中させれば、条件達成は現実的になります。プラチナエリート資格を獲得すれば、ラウンジアクセスや朝食無料など、旅行の質を大きく高める特典が得られるため、年間利用額が多い人にとっては非常に価値のあるカードです。
まとめ
今回の改訂により改悪は目立ちますが、ヘビーユーザーにはまだ価値はあると思います。
年会費の大幅値上げと特典条件の引き上げで、ライトユーザーには厳しい内容です。
しかし、マリオット系列ホテルを頻繁に利用し、年間数百万円を決済するヘビーユーザーにとっては、依然として魅力的なカードと言えるでしょう。
\結論/
今回の改訂結果を踏まえ、筆者は来年2026年6月で解約することにしました…
一番のネックは年会費かなと。82,500円をペイするだけの使い道が見出せなかったです。
来年の6月が更新なので、それまでは持ち続けますが、メインの利用は別のカードにスイッチしました。どのカードにしたのか、選定理由はまた他の記事をご覧ください。
メリデメを理解し申し込みを希望される方はコメントいただけましたら、
プロモーションコードをお送りします。
今なら24,000ポイントの特典があります。
ありがとうございました。
EOF

コメント